黄昏避行
お気に召す言葉があれば幸いです
すり抜ける、
夢
友情
愛情
平和
安定
気楽さ
スリル
たくさんのものを手に入れようと
手を伸ばせば伸ばすほど
その手からすり抜けていく
願うのは単純なことなのに
二つの手で掴めるものはあまりに少ない
残さず拾っていこうと
周りを全部抱え込んで歩こうとした
積み重なった不安定で重い荷は
少し躓いただけで崩れて
結局何も残らない
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のまれる
あなたが言葉を吐く度に
あなたの憂鬱に飲み込まれて
溺れてしまいそう
あなたが辛いと言う度に
私も辛くなってしまう
あなたが苦しいと言う度に
私の胸も苦しくなる
あなたが愚痴を言う度に
私の心は黒くなる
あなたが文句を言う度に
私の心は擦り減らされる
あなたが怒鳴る度に
私は潰れてぺしゃんこになる
もうこんなのは御免だわ
私はあなたと心中なんてしたくないの
あなたの憂鬱に飲み込まれて
溺れてしまいそう
あなたが辛いと言う度に
私も辛くなってしまう
あなたが苦しいと言う度に
私の胸も苦しくなる
あなたが愚痴を言う度に
私の心は黒くなる
あなたが文句を言う度に
私の心は擦り減らされる
あなたが怒鳴る度に
私は潰れてぺしゃんこになる
もうこんなのは御免だわ
私はあなたと心中なんてしたくないの
飲み込まれた言葉
言いたいことを飲み込んで
飲んだ言葉はどこへ行く
飲んだ言葉は
ヒラリヒラリと
心の内に積もっていって
積もった言葉で
胸が詰まってしまったら
呼吸ができなくなってしまう
それでも積もった言葉が溢れかえったら
涙になって零れ落ちるの
飲んだ言葉はどこへ行く
飲んだ言葉は
ヒラリヒラリと
心の内に積もっていって
積もった言葉で
胸が詰まってしまったら
呼吸ができなくなってしまう
それでも積もった言葉が溢れかえったら
涙になって零れ落ちるの
夏を喚ぶ蝉
蝉が鳴く
夏の訪れを報せるように
力強く 精一杯に
与えられた時間はあと僅か
長い間暗い土の中で待ち望んだ
生を謳歌する最後の時間
蝉は鳴く
仲間を呼ぶように
声を張り上げ 懸命に
その呼び声に応える声は無く
やがてその命が消え入る頃
盛夏を謳う蝉たちの声が聞こえ始めた
夏の訪れを報せるように
力強く 精一杯に
与えられた時間はあと僅か
長い間暗い土の中で待ち望んだ
生を謳歌する最後の時間
蝉は鳴く
仲間を呼ぶように
声を張り上げ 懸命に
その呼び声に応える声は無く
やがてその命が消え入る頃
盛夏を謳う蝉たちの声が聞こえ始めた
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